ご案内
T大学工学部の協力の下に環境によい泥土の固化強度の増加や脱水(疎水)を容易にすることが基礎研究および実験で明らかに、実用化ならびに事業化への可能性が高まりました。
実用化に向けて、必要な改良された泥土の有効利用範囲を引き上げることを目的として処理土の植生、処理土の工学的性質、処理土の環境への影響、処理のための直接費用とコスト、以上四つの課題を当該委託事業によって研究調査しています。
エコムの提案した技術内容について検討してみよう。
従来のセメント系固化工法で処理された土壌では、植生が困難かつアルカリ性であるため環境に悪い影響を与えるという欠点があった。
また、強制脱水法は改良強度が小さいので、建設用土に使用できないという欠点もある。
中性無機固化処理材は、鉄塩数種を主体にした液体無機電解凝集剤(鉄塩の混合液)と、珪酸ナトリウムの二液を基本とし、pH調整材として貝殻粉体、消石灰、希硫酸等を少量用いた一般土壌に含まれる成分で構成されている。
鉄塩類は泥土と反応して、フロッグ状の水酸化合物を形成し、泥土を団粒子化させる働きがあり、同時に有機物のなかの硫化物・有色物を酸化分解し悪臭をなくす。
さらに鉄塩数種の混合液体は、長大な分子鎖を微粒子間に架橋し、強い結合力を持たせる。
同時に粘土粒子などに付着する拘束水を自由水に変え、土中水分の排出を容易にする。
当該処理材は無機係数種類の配合により、従来のセメントによる硬化の障害物であるリグニン等の有機物が多い泥土であっても固化反応が進行するので、建設工事により発生する泥土のほか、河川湖沼港湾の底泥等当該処理材の適合範囲は幅広く泥土の改良が可能となる。
当該処理材は、士の三相(通気・疎水・保水)を構築することで、土中の生態系が復活、植生も可能になり自然の浄化作用も生じる。
当該処理材で固化処理された泥土は短時間で硬化し、安定した品質と強度を保つ。
河川湖沼等底泥土は、多くの昆虫類・魚類・藻類・水草類等の死骸体および地表流入土などの堆積物であらゆる栄養塩を高濃度に含有した、有機系の泥土である。
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